気になっている人が自分をどう思っているのか、「脈があるのか」は皆すごく気になるところだと思いますが、実際に脈がるかどうかを見抜くことは案外難しいものです。
脈があると思って勇気を出して告白してみたら、全く見当違いだったという経験をしたことがある人も少なくないでしょう。
今回は、そんな失敗も激減するかも知れない「脈ありを見抜く方法」について書いていきたいと思います。
瞳孔が開いたときは相手が興味を持っている証拠
「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、これは心理学的に見ても正しいと言えます。
これは心理学者のヘス(Hess, 1965)が行った実験によって証明されたもので、物理的な光の量が一定の状態であっても人は自分の興味のあるものを見ると瞳孔が開くというのです。
ヘスの実験では、男性は「女性のヌード写真」、女性は「男性のヌード写真」と「赤ちゃんを抱いている母親の写真」を見たときに瞳孔が開いたと報告されたいます。
つまり、我々は本能的に子孫を残すため、性というものに強い興味を持っており、女性に関しては母親として子供を育てることに関しても本能的に強い興味を持っていると言えるのです。
このヘスの実験からも分かるように、我々は興味を持っていることに対して良く知ろうとするあまり自然と瞳孔が開いてしまうのです。
つまり、会話をしている最中に相手の瞳孔が少し開いたのであれば、それは相手があなたの話に興味を持っている証拠ですし、普段からあなたを見る目の瞳孔が少し開いているのであれば、あなたに対して興味関心=好意をもっていると言えるのです。
しかし、いきなり相手の瞳孔が開いているかを見分けるのは、すこし難しいと思います。
そこで、見分けるポイントとして大切なのが目の輝きです。
一般的に瞳孔が開くと光の反射率が高くなり、目がキラキラして見えると言われているため、相手の目が輝いて見えたときはあなたに対して興味関心=好意を持っている可能性が高いと言えるでしょう。
脈があるときの話し方
目は口ほどに物を言うというお話をした後ですが、やはり会話も相手の気持ちを知る上で重要な情報源です。
常に笑顔で話してくれたり、目を見てしっかり話してくれていたりすれば、相手にとってあなたは大切な存在であると言えるでしょう。
また、会話をしていて相手が第一人称である「僕」「私」「俺」などをよく使う場合は、自分を分かって欲しい、興味を持って欲しいというサインである可能性が高いと言えます。
会話はコミュニケーションを取るときに最も多く使う手段と言えるので、相手との会話をしっかりと分析することで脈ありかどうかを見抜く大きな手掛かりとなります。
脈があるときの行動
目や口などと同様にその人の行動にも、脈ありかどうかを見分ける様々なヒントが隠されています。
例えば、あなたの話したことをよく覚えてくれてれば、それはあなたの話もしくはあなた自身に興味があることを物語っていますし、些細な約束でも守ろうとする行動からもあなたに対して好意を持っていることを読み解くことができます。
逆の立場になって考えてみると分かりますが、気になっている人、好きな人との会話はなかなか忘れられませんし、些細な約束でも守りたくなってしまいますよね。
また、これらの行動をされて嫌な人はほとんどいないでしょうから、自分の思いを相手に伝える手段としても有効といえるでしょう。
他にも、「自分の悩みを打ち明ける」などの行動は、かなり心を開いてくれているサインですので、相手にとってあなたは心を開ける間柄と思ってもらえている、少なからず好意を持っているサインと言えるでしょう。
まとめ
今回は、脈ありかどうかを見抜く方法について書いてきましたがいかがだったでしょうか?
相手の心を完全に読むことはできませんが、相手の行動や仕草、目の動きなどから少なからず相手があなたをどう思っているのかを知ることはできます。
恋愛だけに限らず、日々の生活の中で人間観察をしてみるのも面白いかもしれません ^^